観測不可能な星に暮らす人々の話。
見た目は人間だが皆それぞれ何かしらの星そのもの。
時折自分自身である星に行くこともあるらしい。
人間の姿であって人間ではないのであれこれ特殊な能力があったりするらしい。
なお、瞬間移動の能力はその星の住人なら皆持っている。

空から降る「真核」というものに、星を構成する物質がまとわりつき魂が宿ることにより、この星の住人は誕生する。
体を構成する物質は岩石や砂つぶやガス、水氷。
怪我をしたりすると、血ではなくそのような物質が流れ出る。
死ぬ時は全てが崩れ去り、核のみが残る。
その核はまた物質を集め、星となる。
恒星、惑星、衛星、などなど、様々な人々が暮らしているが、その中で「仮説上天体」と呼ばれる存在もいる。
彼らは地球に住む「人間」という生物が仮定として生み出したイレギュラーな存在であり、本来ならいるわけがない。
よって都市伝説のような形で存在している。後で存在を否定されようと最初から存在しなかったのだから、消えることなく生き続ける。
ただし、元は星だったのが一度死んで、仮説上天体として生まれ変わった者もいるらしい。
基本的に、衛星は主人である惑星を守り、惑星は従者である衛星をきちんと庇護しなくてはならない。
ただ、実際にはかなりゆるゆるで、主従といよりかは、親子のような、穏やかなものである。

多くの惑星と衛星、そしてそれをとりまとめる恒星、という形のグループは多々あるはずだが、確実なのはとある一つのグループのみである。

そして、星以外にも、人間が作った存在もこの星に暮らしている。

色々書いてはいますが基本は太陽系ファミリーがわちゃわちゃしてるだけなのでここの設定はあまり出てこないと思われます

あと、数名の名前は基本その星のラテン語名からつけています。
衛星メンツはそのままの名前。
太陽→ソル
水星→メルクリウス
金星→ウェヌス
地球→テラー
月→ルーナ
火星→マールス
木星→ユピテル
土星→サートゥルヌス
天王星→ウラヌス
海王星→ネプトゥーヌス
冥王星→プルート